【目的】

夏季、過酷な環境にある「樹脂成形工場」内の省エネ形環境改善提案。

【背景】

• 夏季の外気温度は、「３５℃」を超える酷暑日が連続発生している。
• 工場内の温度は、外気よりも「７〜８℃」ほど高い非常に過酷な状況にある。（夏季：４３℃程）
• 既存設備として、作業エリアに移動式のコンパクトファンで局所的な気流形成を行い、風速のみによる体感温度の低下を図るが効果は薄い。
• 以上のことから、新鮮外気が導入できる”超省エネルギー形”の環境改善設備、気流生成の為の【高性能】誘引専用ファンの導入が強く望まれる。

【考え方】

• 環境にやさしいプラン　「省エネルギー」
• 空気と水の活用プラン　「自然エネルギー（気化熱）」

• 大空間の暑熱作業域を外気温度より下げるには、専用の空調設備を必要とし、膨大な費用がかかり現実的ではない。必要とする電気容量もかなり大きなものとなる。（従って、ＣＯ2の発生量も少なくない。）
• ダクトレス方式による気流生成を行うため、最大誘引率「２０倍」を誇る高効率誘引ＳＦファン（アルミ鋳造製）を採用し、その気流により体感温度を低下させる。